11月例会がありました(1)

遅くなりましたが、11月例会の報告です。
 
新住協十勝支部では、毎月1回会員が集まって例会を開催しています。
その中でも重要視しているのが事例発表会。
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毎回数名の会員が家づくりのプロセスを細かく写真で紹介。その後、会員同士で情報交換します。
 
「その工事は誰が担当するの?」など、工事の段取りや工事の方法など、細かい質問が飛び交い、発表者がそれに答えます。これはライバルに手の内を見せることになりますが、お互いの実力を高め合うことができます。
 
 
さて、最初は岡本建設の木皿さんが発表。
 
国の省CO2事業に採択され、北方型ECOレベル(道が指定する日本で最も厳しい断熱・気密基準の1つ)をクリアした、高性能住宅の現場を根堀り(=基礎工事の準備段階)から追います。

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この住宅はQ値=1.1W、太陽光発電パネル3.4kw分を備えた住宅です。Q値自体は岡本建設では標準的な性能ということですが、国の基準値1.6Wに比べるとかなり高性能です。
 
さて、会員の関心を呼んだのが巨大な扇風機と除湿機。これは、木材に含まれる水分を素早く乾燥させ、工事後の材の狂いを極力少なくする目的だそうです。といっても、最近の木材は乾燥材と言って狂いが出にくいように製材工場で人工的に乾燥しています。それでもお客さまのために、万全を期してやるのだそうです。
 
「ほんとに水分とれるの?」という質問に、「1階、2階に1台ずつ置いている除湿機の水タンクが1日でいっぱいになるぐらいです」と木皿さん。これには「おーっ」という声が周囲から漏れました。
 
また、工事の現場写真を1戸あたり800~1000枚撮るという木皿さんの発言にも「えーっ」という声が。「ハードディスクすぐいっぱいになるじゃん」とか、「撮るだけでもたいへん」という声が聞こえてきます。一般的には50~100枚も撮れば十分なんだとか。
 
これもお客さまに対して丹念に仕事をしていることの証としてやっている意味があるそうです。もちろん、これだけ撮っていれば役所に工事記録を出すときも、撮影漏れなんていうことはなさそうですしね。
 
このほかにも、会員から質問などがいっぱい。
「家具の造作は誰がやるんですか?」「2階床にグラスウールを入れている理由は?」など、持ち時間をオーバーするぐらい続きました。
 
やはりみなさん気になるんですね~
 
 
この後、高橋組(タグホーム)の村瀬さんと木村建設の木村さんが発表をしましたが、長くなるので、その内容は次回更新で取り上げます。
 

平成25年 会員向けQ1.0セミナーを開催しました

新住協十勝支部では9月10日(火)の午後、当協会代表理事・鎌田紀彦室蘭工業大学教授を講師に招いて「Q1.0セミナー」を音更町の共栄コミュニティセンターで開催しました。
 
今年は増税前の駆け込み需要もあり、現場を駆け回る忙しい会員が多い中、30名以上が参加し、熱心に受講していました。
 
Q1.0とは、鎌田紀彦教授が提唱している「Q1.0住宅」のことです。これは、平均的な新築住宅の暖房費をさらに半分に減らす高性能住宅を、手の届く価格で建てるための勉強会です。
 
この9月から電気料金が値上がりしました。オール電化の場合は、値上がり幅が15%を超えるなどその影響は大きくなっています。一方、灯油価格も15年前に比べると倍以上に値上がりしています。
 
燃料費高騰の中、真冬にかかる月2~3万円の暖房費が半分になったら、どれくらい助かることでしょう。Q1.0は温暖化ガスの排出を抑え、地球環境への悪影響を最小限に抑えるという目的もありますが、一般消費者にとって一番うれしいのは「月々の支払いが減る」ことじゃないでしょうか。
 
今回のセミナーでは、冬に晴天が多い十勝の特性を生かし、窓から太陽熱を取り込んで暖房費を削減する具体的な設計手法や、Q1.0住宅を実現する分厚い断熱の施工方法を5つ比較検討するなど、かなり突っ込んだ内容になりました。

 
20130921113110_s.jpg 断熱工法の検討資料(クリックすると拡大します)

今回セミナーで使用したテキストは2冊あり、合計100ページ近いボリュームです。この中に新住協がこれまで蓄積してきた技術的なノウハウがたっぷり詰まっています。
  
これから家を建てようと計画中で、「Q1.0住宅で暖房費を節約したい」とお考えになっている方は、新住協十勝支部ホームページから、各会員に直接お問い合わせください
 
 
20130921113057_s.jpg Q1.0住宅の仕様決定に必要な資料(クリックすると拡大します)
 
 
 
鎌田紀彦先生は、夕方までたっぷり講演した後、その足で室蘭へ戻りました。ほんとうにお疲れさまでした。

平成24年度の新体制スタート

新住協十勝支部では、新年度に向けて役員改選を行いました。
 
 
新体制は以下の通りです。
 
支 部 長 仁科勝義((有)仁科建設)・・・新任
副支部長 高橋勇雄((株)髙橋組住宅事業部)・・・留任
副支部長 猪子茂昭((有)猪子建設)・・・留任
副支部長 中谷 彰((株)中谷建設工業)・・・新任
会計監査 飯沼 剛(飯沼建設(株))・・・新任

 
 
CO2排出を積極的に減らす超高性能住宅「Q1-X」をはじめ、今年度もより良い住環境実現のために活動していきますので、よろしくお願いします。

新住協十勝支部は10月1日(土)、帯広市内で市民セミナーを開催します

東日本大震災を教訓としたこれからの家づくり
あの大地震後、全く暖房なしで暮らしきった家もあります。
新築でもリフォームでも、ちょっとの工夫でさらに省エネで快適な住宅ができます


日 時 10月1日(土) 13:30~16:00
会 場 帯広東急イン 帯広市西1条南11丁目2
参加費 無料(先着順・事前申込みは不要です)
講 師 NPO法人新木造住宅技術研究協議会<新住協>代表理事 鎌田紀彦氏(室蘭工業大学教授)



◎耐震性と断熱性能をローコストで同時に向上させ最新の住宅並みにするリフォーム
◎国交省から新住協の耐震断熱リフォームに補助 全体工事費の最大1/3、上限200万円
◎古い家は、なぜ耐震・断熱性能が悪いのか?
◎ちょっとした工夫で大幅に省エネで快適な新築住宅になるヒント
◎新住協代表理事の室蘭工業大学・鎌田紀彦教授がわかりやすく解説します。


国土交通省平成23年度「長期優良住宅先導事業」の1つとして新住協の提案『断熱耐震同時改修プロジェクト2011』が採択されました。耐震性能や断熱・気密性能を新築住宅並みに、しかもローコストでできる技術を開発したことが評価されました。


<古い家に住んでいる方は要注意>

十勝を含む道東で、現在の想定を遙かに上回る大規模な津波が数百年前に沿岸を襲った痕跡が発見されています。東日本大震災でわかったことは、震源が複数連動して大規模化する「数百年に1度」の超大地震の存在です。三陸沖から千島列島沖にかけても同様の地震が起こる可能性があります。

2000年の建築基準法改正で、建築金物の適正な使用が法律で義務づけられましたが、逆に言うとそれ以前の建物は耐震性が十分でない可能性があります。さらに、1980年以前の「旧耐震基準」の住宅では、国も早急な耐震改修を求めています。


<断熱材が入っていても古い家が寒いのは・・>

古い家では、どこからともなく吹いてくるすきま風で寒く感じます。断熱材が入っていても寒いのは、壁の中まですきま風が吹いているからです。このすきま風を止めれば、断熱材の効き目が大幅にアップします。新住協が提唱した「気流止め」工法をリフォーム工事で簡単に実現できれば問題は解決するはず。


<新住協の断熱耐震同時改修プロジェクト>

そこで新住協が開発したのが断熱耐震同時改修。新築レベルの耐震性能・暖かさが低価格で実現できる画期的な工法です。しかも国土交通省の長期優良住宅先導事業として、工事金額の最大3分の1、最高200万円の補助金が受けられます。

新住協会員が仙台市内で4年前に断熱耐震改修した築30年の住宅では、東日本大震災後の暖房が止まったままで部屋の温度を15~16℃にキープできました。高い断熱性能と日射熱の有効利用がこんな暮らしを可能にしたのです。


※断熱耐震改修の具体的内容や補助事業の概要については、新住協本部の 特設ページ もご覧下さい。

平成23年度総会(2) 平成23年度事業計画

<事業活動>
1.支部総会および懇親会
2.月例会、セミナー、現場見学会
3.役員会
4.安全パトロール参加
5.気密測定の実施



<広報啓蒙活動>
1.市民セミナーの実施
2.Q1全国見学会への参加
3.新規会員の勧誘活動(正会員、賛助会員とも)
4.ホームページの活用
5.新住協本部からの連絡、オープンセミナー開催など



月例会では、平成22年度に比べて正会員発表の数を増やし、発表の機会を増やします。賛助会員については、毎回希望者に発表していただきます。



<年間行事予定>

平成23年
5月26日 月例会 会員発表予定:飯沼建設、佐々木工務店 ※新住協全国大会参加報告
6月16日 月例会 会員発表予定:仁科建設、ホームテクト佐藤、アウルホーム
6月   木建協安全パトロール参加
7月21日 月例会 会員発表予定:新成建設、岡崎工務店、久慈建築工房
8月5日 納涼会
8月   現場見学会開催予定
9月   鎌田紀彦先生を迎えてセミナー予定
9月   現場見学会開催予定
9月   木建協安全パトロール参加
10月20日 月例会 会員発表予定:青田建設、永井建設、中谷建設工業
11月17日 月例会 会員発表予定:小枝産業、勝田工務店、納村建設工業
12月16日 忘年会
12月   現場見学会開催予定


平成24年
1月20日 新年会
2月15日 月例会 会員発表予定:ProjectATK、伊善建設、秋島建設
2月   新住協Q1住宅全国一斉見学会に参加予定
3月15日 月例会 会員発表予定:未定


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