消費税8%の今も「建て時」なワケ その2

1月9日に書いた「消費税8%の今も「建て時」なワケ」ですが、
その日のうちに政府が補正予算案を発表しました。
国会に提出され、順調にいけば今月下旬にも実施される予定です。
 
あれからさらにメリットが増えましたので列挙してみます。
 
1.フラット35Sの金利引き下げ幅拡大で、総返済額が1割安く
2.フラット35Sの20年返済を利用すれば、実質金利負担ゼロに
3.住宅エコポイントが復活(新築は30万ポイント

 
「1」は、2013年7月と比べての話です。35年返済、2000万円借入
なら、総返済額が2743万円から2444万円に減ります。この差は大
きいですね。来年3月末までに着工することが条件です。
 
「2」は、20年返済で1500万円借入の場合、金利はさらに安い
1.2%となり、当初10年間は0.6%に。そのため、総返済額も1616
万円と金利分は116万円になります。さらに、10年間のローン
減税合計額が115万円(年収400万円、扶養家族1名)となりますの
で、金利負担が実質ゼロと言えるのです(融資手数料等は別)。
 
「3」は、1ポイント=1円相当で商品券と交換できるほか、工事
代金の1部に充当することができます。30万円相当のボーナスが
出たようなものですね。
 
このほか、自治体独自の補助制度なども活用すればさらにお得に
なるケースもあります。

消費税8%の今も「建て時」なワケ

みなさま明けましておめでとうございます。
 
北海道では「アベノミクス」の恩恵を実感している人は少ないかも
しれませんが、結婚、出産、子供の入学、親との同居など、家を建
てなければならないタイミングは必ずやってきます。消費税が8%
に上がって「ふぅ~」とため息ついている人も多いのではないでし
ょうか。
 
でも、さほど心配ないのです。なぜなら、税率が8%に上がった今
も家の買い時は続いているからです。ウソではありません。具体的
に説明しましょう。
 
 
2.05%と1.47%の大きな違い
この数字、何のことだかわかりますか?
実は住宅金融支援機構の長期固定住宅ローン「フラット35」の金利
です。
※フラット35の申込は、各金融機関で行います。道内銀行、信
用金庫をはじめ、SBIモーゲージなど住宅ローン専門金融機関からの
申込も可能です※

 
2.05%は2013年7月の最低金利、1.47%は先日発表された2015年1月
の最低金利です。
 
たとえば、月6万円支払って35年返済の場合、借入可能な金額がど
れだけ増えるか計算してみました。
計算に利用したのは、以下のサイトです。
http://www.flat35.com/simulation/simu_02.html
 
結果は・・・
150107_fig2.jpg2.05%の時
 
150107_fig1.jpg1.47%の時
 
2.05%の場合 1797万円
1.47%の場合 1969万円

 
なんと、約10%も借入可能額が増えています。
 
2013年は言うまでもなく消費税率が5%の時でした。今は税率が8%
に上がっただけでなく、建材や人件費の上昇により住宅価格は1割
程度上がったと言われていますが、借入可能額が同程度増えること
で帳消しになります。つまり、ローンで購入するなら実質的な負担
は1年半前も今も変わりないわけです。
 
この金利低下傾向は、長期国債の金利低下と連動しています。アベ
ノミクスが全てうまくいって景気が良くなれば長期国債の金利は上
昇してもいいはずなのに、実際はうまくいっていないとうことかも
しれません。
 
 
政府の経済対策がお得感を後押し
さらに、今なら年収が一定条件以下の場合は最大30万円の「すまい
給付金」支給対象ともなり、それを合わせればむしろ今の方が建て
得かもしれません。
 
それだけではありません。経済対策として今年春までには住宅エコ
ポイントの復活することが決まり、高性能住宅が対象となるフラッ
ト35Sの金利引き下げ幅が0.3%から0.6%に拡大されます。この2
つでさらに数十万円お得になります。
 
 
このほか、年齢が40歳以上で頭金がある程度ある方なら、「フラッ
ト20」を利用する手もあります。これは、返済期間が最大20年と短
くなる代わりに、さらに金利が安くなるというもの。2015年1月の
最安金利は1.20%となっており、フラット35Sを併用すれば当初10
年間は0.9%になります。住民税などが戻ってくるローン減税制度
を併用すれば、当初10年間は実質ゼロ金利となります。たとえば、
1500万円を20年返済で借りたとすると、ローン減税で総額100万円
以上戻ってくるため、実質的な金利負担は数十万円しかありませ
ん(融資手数料は別にかかります)。
 
 
「不景気だから家を建てない」という考え方もあるでしょうが、
「不景気は家の建て時」であるとも言えます。まずは、みなさん
のライフプラン(人生設計)を検討した上で、今年建てた方が良
いと感じたら、すぐお近くの新住協会員にご相談ください。


参考リンク
フラット35の最新金利表(35年返済時)
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates?flat35_price=2000&flat50_price=1000&flat35_years=35&flat50_years=50&fine_rate_flg=0&fine_rate_flg=1&sort=3&limit=20&product_type=1&user_name=&area=01&renewal=0&percentage=0&condition=&step_rate=0&flat_fee=0&flat_rate=0&flat_fee_and_rate=0&flat_comment=0&unification=0&bridge=0&fire_insurance=0&flat35_s=0&flat35_s_20=0&family_house=0&second_house=0
(道内申込で35年返済、2000万円借入で融資手数料も含めた総返
済額が安い順に並べ替えています)
 
フラット35の最新金利表(20年返済時)
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates?flat35_price=1500&flat50_price=1000&flat35_years=20&flat50_years=50&fine_rate_flg=0&fine_rate_flg=1&sort=3&limit=20&product_type=1&user_name=&area=01&renewal=0&percentage=0&condition=&step_rate=0&flat_fee=0&flat_rate=0&flat_fee_and_rate=0&flat_comment=0&unification=0&bridge=0&fire_insurance=0&flat35_s=0&flat35_s_20=0&family_house=0&second_house=0
(道内申込で20年返済、1500万円借入で融資手数料も含めた総返
済額が安い順に並び替えています)
 
フラット35の返済シミュレーション
http://www.flat35.com/simulation/index.html
簡易的なものからライフプラン設計も含めた具体的なものまで
シミュレーション方法を豊富に選べるのが特徴です。通常の銀
行ローンも金利がわかっていればここでシミュレーションでき
ます。
 
すまい給付金の金額と、ローン減税額のシミュレーション
http://sumai-kyufu.jp/simulation/index.html
「かんたんシミュレーション」を選べば、税込年収と扶養家族
の人数を入力するだけですまい給付金の受取額と、さらにローン
減税の合計額までわかります。とても便利です。

  
経済対策の概要
http://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/keizaitaisaku.html
実施時期など詳細はこれから発表されますが、今月招集される
通常国会で審議されます。
 
低金利はしばらく続くとみられる
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0JT0KP20141215?pageNumber=3&virtualBrandChannel=14298&sp=true
日銀の「異次元緩和」が続く限り、国債価格は上昇し、住宅ロ
ーンの低金利傾向はしばらく続くと思われます。
 
 
 

会員の現場見学会はじめました

新住協十勝支部では、8月から会員が手がけた住宅(建築中含む)の現場見学会を始めました。
 
ふだん例会で顔を合わせていても、会員がどんな家づくりをしているのか、最近どんな新しいことに取り組んでいるのか、例会で会員の取り組みを発表していますが、座って話を聞いていると、活発な意見が出にくいという点が気になっていました。
 
そこで毎月順番に会員の住宅現場を見学することで、活発な意見交換や新たな刺激が生まれればと考えました。
 
第1回の8月は、支部長の猪子建設さんとホーム創建さんの現場を見学しました。
 
140920_08kengaku_1455.jpg
まずはホーム創建さんの完成住宅へ。
同社のトレードマークと言える樹脂サイディングの外壁、屋根はアスファルトシングルを使うなど、新しい素材を積極的に使っています。屋根には太陽光発電が載っており、省エネに加え創エネ(エネルギーを創ること)にも熱心に取り組んでいます。
 
140920_08kengaku_1459.jpg
見学会では、ホーム創建の家づくりなど、さまざまな質問が飛び交いました。
 
 
140920_08kengaku_1468.jpg
次に猪子建設の完成住宅を見学しました。
こちらも太陽光発電が載っています。同社の入母屋造りのモデルハウスにも似た落ち着いたたたずまいです。長期優良住宅の認定も受け、安心が長く続く住まいを目指しています。
 
140920_08kengaku_1484.jpg
基礎断熱の床下空間を利用した収納スペースや、床下空間に設置する放熱器なども見学。会員からも活発な質問が出ました。
 
 
家づくりの勉強は、座学も大事ですが現場を見学したときの気づきや疑問などをお互いにぶつけ合うことで理解が一気に進むこともあります。これからも毎月この見学会を継続して会員のレベルアップを図っていきたいと考えています。
 
 

7月例会で新体制スタート

新役員のご紹介と今後の活動計画

既に新役員での活動がスタートしていますが、ホームページでのご紹介が遅くなりました。
 
140717_inoko_1403.jpg猪子支部長 
支部長 (有)猪子建設 猪子茂昭
副支部長 (株)岡本建設 高橋隼人
副支部長 タグホーム(株)高橋組住宅事業部 村瀬泰章
副支部長 (有)小枝産業ホーム事業部 小枝則夫
事務局・会計 (株)中谷建設工業 中谷 彰
会計監査 飯沼建設(株) 飯沼朋也

全般的に若い役員が増え、フレッシュな体制となりました。
なお、新会員としてT-meisの本間さんが入会しております。今年創業したばかりの新しい会社ですが、以前在籍した職場で新住協の活動をよく知っており、ご入会されました。
 
 
140717reikai_inoko1405.jpg
さて、7月17日、十勝支部の月例会が開かれました。忙しい中、25名の会員が参加し、新体制下で上々のスタートとなりました。

例会は、まずはYKKAP(株)様の樹脂トリプルサッシの商品説明から始まりました。
同社は、「APW430」という樹脂サッシを今年から発売しました。これは、ガラスが2重(2枚)ではなく3重(3枚)についており、それだけ断熱性能や防音性能が良くなっています。
140717奥谷支店長_1410.jpg奥谷支店長 
 
今回は、工務店向けに商品のより詳しい内容を説明していただきました。現時点でも日本最高水準の性能だそうですが、これで完成形ではないとのこと。さらなる性能アップもこれから期待できそうな感じです。
 
その後、賛助会員の(株)カネマツさんから「住まい補助金」について説明があり、既に十勝でも申請したケースが出てきたことが発表されました。続いて猪子支部長から札幌で開かれた支部長会議の報告などがあり、村瀬副支部長から支部会員に行った支部活動に対する要望・期待についてのアンケート結果が発表されました。
 
一番多かったのが「暖房などの設備をどう選択するか」です。これは、電気、ガス、灯油と熱源がいろいろある中で何が良いのか、という根本的な問題です。
それ以外にも、失敗事例の検証・研究や、お客さま入居後の光熱費測定、換気システムについての情報、補助金の情報などいろいろありました。

この結果は、今後の活動にもフィードバックしていく予定です。

また、今後の活動については活性化のため例会とは別の日に、月1度の現場見学会開催が提案されました。少なくとも来月からスタートできれば、と考えています。
次回例会からは、名札も着用します。仲間とはいえ、新入会員の方も多く、顔と名前が早く一致できるようにと考えました。

また、10月には札幌支部との交流も企画しており、今後は他支部との交流活動も活発にしたいと考えています。

新住協北海道、広域研修会に出席

久しぶりの更新になります。
 
猪子茂昭・新支部長以下、計7名が7月8日、札幌で開かれた新住協北海道ブロックの広域研修会に参加しました。
 
140710_1243.jpg

多くの会員が参加した研修会


研修会は、全道から100名の会員が参加しました。鎌田紀彦室蘭工業大学特任教授が講師となり、外壁の断熱厚さを200~300mmという超高断熱にする場合の施工方法と作業性などについて、これまで新住協で行われてきたやり方をまとめて解説しました。
 
140710_1221.jpg鎌田先生 
 
ひとくちに200mm断熱、300mm断熱と言っても、やり方は先生がまとめただけでも8種類あります。これらについて、「工事・作業しやすいのはどれか」「コストがあまりかからないのはどれか」など、先生は現場の話を聞きながら整理し、それぞれのメリット・デメリットをまとめながら、「ここはこうした方がいいんじゃないか」など、数多くの現場を見て来た経験から即座にアドバイスします。
 
140710_IMG_3609.jpg研修会当日に配られたテキスト
 
こうした取り組みは、工務店1社ではとてもできません。全道各地の会員がそれぞれ取り組んだことを日頃の支部会などで発表し、その情報が先生にフィードバックされ、先生の指導の下で改良され、完成したものが全道単位での勉強会や、会員向けの印刷物として形になり、新住協全体の財産として残ります

新在来木造構法もこのような取り組みを繰り返して詳細なマニュアルとなりました。10年前に始まったQ1.0運動、そして現在のQ1.0-Xも進化しながらノウハウが蓄積されています。


さて、今回の研修会では先生の講演の後に会員発表が5事例あり、それぞれが200~300mm断熱に取り組んだ内容と成果を発表しました。

十勝支部からは紺野建設(株)の嶋大輔(ツッパリ野郎じゃなくて、ちきゅう思いの優しい青年です)さんが200mm付加断熱の取り組みについて発表しました。鎌田先生の厳しいツッコミにたじろぎながらも、発表自体は流ちょうでわかりやすいものでした。聞くところによると、事前に紺野社長を相手にみっちり発表の練習をしていったそうです。


研修会の後、鎌田先生を囲んで懇親会が行われ、来年度から新しく社団法人として再スタートする新生・新住協の門出を祝いました。

新住協は前身となる組織の設立から今年でちょうど25年。会では、各支部から鎌田先生に対するお礼の言葉と今後も変わらぬ活躍を期待するメッセージが続きました。
 
140710_1285_2.jpg猪子茂昭・支部長
 
我が十勝支部も猪子支部長がお祝いのメッセージを述べました。十勝で開催された鎌田先生を講師とする市民セミナーに参加して入会を決めたこと、入会後の活動を通じた感謝の念も伝えました。残りの会員は、「やっぱり十勝支部は最高」と応援ヤジを飛ばしました。

他の支部長が話しているときは、少々脱線気味のヤジもありましたが、どこかの議会のようにセクハラヤジはしません。会員同士が交流しているからこそ、こうした和やかな雰囲気も生まれるのでしょう。

こうして、懇親会は夜8時過ぎまで続きましたが、十勝支部会員はほとんどが最終の特急で十勝に戻りました。翌日からはまた忙しい仕事に戻りました。


報告が遅くなりましたが、支部長、副支部長が交代しました。また、新会員も入会しておりますので、近日中にホームページを更新します。
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